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用語

[トップ] [1.はじめに] [2.FL-netとは] [3.サイクリック] [4.メッセージ] [5.ネットワークへの参加シーケンス] [6.トークンの多重化] [7.ノードの離脱]

FL-netを理解する上で重要な用語の概略を解説します。

トークン
送信権です。基本的にFL-netではトークンを持っているノードのみしか回線上にフレームを送信することができません。トークンはノード番号が若いものから順番に移動します。

トランザクションコード(TCD)
FL-netのフレーム種別を判別するための値です。例えばTCDが65000のフレームはトークンフレームとなります。TCDは全てのフレームに付加されます。

最小許容フレーム間隔(MFT)
フレームとフレームの送信間隔です。MFTはノードごとに自分の値を持っています。実際はネットワークに参加するノードの中で最大値のMFTで全てのノードが送信をします。

リフレッシュサイクル測定時間
自分宛のトークンを受信してから次に自分宛のトークンを受信するまでの時間です。

リフレッシュサイクル許容時間(RCT)
メッセージの送信数の管理に利用されます。

トークン監視時間(TW)
自ノード宛のトークンを受信してから次のノードへトークンを送信するまでの最大時間です。この時間を超えてもトークンが送信されない場合、他ノードによってトークンが再発行されます。TWは各ノードがそれぞれ固有の値を持ちます。

コモンメモリ
ノード間のデータ交換はコモンメモリと呼ばれる仮想的なメモリを通して行われます。各ノードはコモンメモリ上のエリアを予約してデータ交換を行います。

サイクリック
コモンメモリのデータのことです。自分が予約しているコモンメモリのデータはトークンを得るたびに毎回送信します。一方メッセージは必要なときにのみ送信されます。

ACK
メッセージを受信したノードが受け取ったことを送信元に知らせるためのデータです。FL-netではトークンフレームの中に付加されます。

参加要求フレーム
ネットワークに参加するときに送信されるフレームです。このフレームはトークン(送信権)の有無に関係無く送信することが可能です。

トリガフレーム
ネットワークに参加するときに送信されるフレームです。参加要求フレームは全てのノードがネットワークに参加するときに送信されますが、トリガフレームはネットワークの中の1ノードのみが送信します。